どうも、ぷらてんです。
今回は娘をもつ父親の共通する悩みについて記事しました。
それはいつか連れてくるだろう(考えたくもないですが)彼氏や結婚相手についてです。
いわば娘をもつ父親にとって試練の日ともいうべきでしょうか。
もしとんでもない男を連れてきてしまったら平常心でいられる気がしません。
そうならないためにも父親として何ができるのか考えてみましたので、同じ悩みを抱える同士にこの記事が届いてくれると幸いです。
なお、良い結婚相手を見極めるポイントは男性が女性をえらぶ場合でも共通していると考えています。
もちろん親世代だけではなくリアルタイムで婚活中の方々にも参考になってもらえるとうれしいです。
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親にできること
私は娘とたくさん話しをするのですが、思春期がきても、おとなになってもたくさんのことを話してあげたいと思っています。
オヤジの小言
男性の方なら経験があると思うのですが、居酒屋のトイレに行くと名言や格言が壁に貼られていることがあるのです。
小便をするとちょうど目の前にあるので、酒に酔っていてもついつい目に入り「良いこと言うなぁ」と関心してしまいます。
その中の1つに「オヤジの小言はあとから効いてくる」という格言がありました。
私も記憶をたどると子どものころしょっちゅう車の中でオヤジの小言を聞かされていましたが、当時はいまいちピンときていませんでした。
しかしおとなになるにつれその言葉の意味がどんどん分かるようになり、さらに親になるとわが子を心配するがゆえの小言だということが理解できるようになりました。
まさに格言どおり!
そういう実感があるからこそ、その時は「うるさい」とか「興味ない」と思われるかもしれませんが、大事なことはちゃんと子どもに伝えてあげたいと考えています。
男を見る目をつける
つき合う程度ならまだ許せますが、結婚相手となると親族になるわけですから「娘が好きになったひとならだれでも良いよ」とは正直いきません。
一方で「このひとと結婚します」と紹介してくれる娘とその相手に対し「俺はぜったいに認めん!」とは言いたくないです。
なぜなら私自身が妻のお父さんに快く受け入れてもらえたことが本当に嬉しかったので、私も娘が連れてきた相手に対しては同じように接してあげたいと考えているからです。
だれでも良いわけではないと思いながらも、いざ娘が連れてきたひとは快く受け入れたい。それなら娘に「男を見る目」をつけさせるしかありません!
良い結婚相手を見極める2つのポイント
しかし、あれこれと条件を付けては娘に嫌われますし婚期を遅らせかねません。
そこで娘には良い結婚相手を見極めるポイントとしてシンプルに2つだけ伝えたいと思っています。
あくまで私の人生経験にもとづく独断と偏見による見極めポイントですので、理解できない方も大勢いるでしょう。
気分を害されましたら大変申し訳ありません。
【ポイント1】たばこを吸わないこと
これはマストです。
私たち夫婦は嫌煙家です。
2人とも1度もたばこを吸ったことがありませんしニオイも大嫌いです。
タバコは嗜好品なので「お酒と一緒で本人の自由じゃないか!」という意見もあるでしょう。
しかしタバコだけは群を抜いて弊害が多いです。
たとえば「酒は百薬の長」といわれるように、ただしくつき合えばむしろカラダに良い面があります。上手につき合えないひとがトラブルを起こしたり健康を害しているに過ぎません。
一方でタバコは「百害あって一理なし」といわれるように自分のカラダ、他人のカラダ、環境を害し火災をも招きます。
私が子どもの頃の話になりますが、当時は職員室で当たり前に先生がタバコを吸い、テレビでは俳優がドラマでかっこよくタバコをふかしていました。
「タバコを吸うことがカッコいい」時代で、当たり前の時代だったのです。
未成年でも簡単に自動販売機で買えましたし値段も安かった。
そのため多くのともだちが中学生のころからたばこを吸い、私も何度となく誘われました。
あるときには「なんでタバコ吸わないの?」とツッコミどころ満載の質問をされたのでこう答えました。
「お金を払ってカラダを壊すなんてバカみたいじゃん」
これに対しともだちは何も言い返せませんでした。
この歳になり子どもを持つようになって心底感じるのは、健康ってめちゃくちゃ大事だということです。
健康はお金を払ってでも手に入れたい。
タバコはその真逆の行為です。
健康なカラダを手に入れるためにお金をかけてジムでトレーニングをしているのに、終わったあとにタバコを吸っているひとを見ると「意味ないじゃん!」と心の中でつっこんでいます。
タバコを吸わないひとからすると価値観の違いに驚くことが多いです。
お金を払って美味しい毒入りドリンクを、毒入りと分かっていて好んで飲んでいるようにしか見えません。
よく「タバコはストレス発散になる」というひともいますが、すでに精神的ストレスを抱えている状態に追い打ちをかけるように身体的ダメージを加える選択が、はたして正解なのでしょうか?
また、大事なお金の使いみちとしても疑問です。
「お金をなにに使うか」でそのひとの性格や考え方が見えてきます。
私はお金の使いみちとして「タバコ」を選択するひとを、プラスにならないことに浪費する先のことを考えられないひとだと厳しく評価します。
1ヶ月分のタバコ代があれば、子どもに服の1着でも買ってあげてください。
この価値観と金銭感覚のギャップが結婚相手にあることは致命傷となります。
あくまで娘自身がおとなになってもタバコを吸っていないことが大前提ですが「結婚相手はタバコを吸わないひとにしなさい」と私は伝えるつもりです。
【ポイント2】家族と仲が良いこと
これはとても重要なポイントだと思っています。
しかし、ここをチェックするひとは少ないのではないでしょうか?
これも私の人生経験にもとづく持論ですが、家族と仲が良いひとをえらぶと様々なメリットがあります。
長期間での人間関係構築能力が測れる
家族という最も身近な人間関係がうまくいかないひととは、長い目で見てうまくいかない可能性が高いだろうと思っています。
結婚相手は生涯長い期間にわたって連れそうパートナーです。
友だちは多いけれど家族とは仲が悪いひとは、短い期間の人間関係を構築する能力は高いけれど、長い期間の人間関係を構築する能力は低いひとなのかもしれません。
短い期間での人間関係では衝突したら離れて関係を絶つことができますが、長い期間での人間関係では衝突しても一緒にいなければならないので、関係修復能力が高くないとずっと気まずい思いを強いられます。
家族と仲が良いひとは長いつきあいの間にあった様々な価値観の違いや衝突を修復してこれた、関係修復能力が高いひとです。
そういうひととは末永く仲良く連れそうことができると私は考えています。
相手の家族との関係も期待できる
家族と仲が良いということは、本人だけではなくそのひとの家族も良いひとが多い可能性が高いです。
家族との良好な関係を持続するには本人の努力だけではどうしようもないこともあります。
たとえば
父親がギャンブルに明け暮れて家にお金を入れなくて、母親と弟と耐え忍ぶ生活を続け、耐えかねた母親は子どもを置いて出ていき家庭崩壊している。
ただし彼本人はとても良いひとだ。
というパターンだってあるでしょう。
たしかにとても立派なひとなのかもしれませんが、そういうひとでも結婚相手としてえらぶのは慎重に考えた方が良いと伝えます。
なぜなら結婚して夫婦だけで暮らしているうちはまだ大丈夫ですが、子どもが生まれた際にそれぞれの親に協力が得られるかどうかは、子育て難易度に大きく影響するからです。
里帰り出産に始まり、急に子どもを預けなければならなくなることもよくあります。
金銭的な支援をお願いすることもあるでしょう。
私たち家族も本当によく助けてもらっているからストレスなく子育てができているのだと実感します。
ちなみに私がまだ妻と付きあいはじめたばかりの頃、その日は夜までデートをしていたのではじめて家に送っていくことになりました。
向こうの両親には玄関先で軽く挨拶をして帰ったのですが、私の車に妻(彼女)が携帯電話を忘れていたことにすぐ気づき慌てて引き返しました。
そして家に到着し玄関の前にいくと、妻(彼女)が両親や妹にひやかされて談笑している声が外にまでもれていて「なんて明るくて温かい家庭なんだ」と思ったのを覚えています。
実際に結婚して家族ぐるみのつき合いが始まると我が子のように私を受け入れてくれましたし、私も遠慮なく話すことができ本当にうれしいです。
はじめて家まで送ったあのとき、外で感じとった感覚は間違いではなかったです。
優しい可能性が高い
あとは単純に家族と仲良しのひとは優しいひとが多いです。
母の日にプレゼントする男性なんてそれだけでポイント高くないですか?
結婚相手は一生をそいとげるひとなので優しいにこしたことはありません。
しかし自分にだけ優しくしてくれるひとなら、世の中にたくさんいます。
そういうひとの中には「つき合っていた頃は優しかったのに…」とか「昔は優しかったのに…」という豹変パターンもありますので見極めが必要です。
それにくらべると「家族と仲が良い」というのは、真に優しいひとを見極めるチェックポイントとして的中率は高いと自負しています。
だから私は娘に対し「結婚相手は家族と仲が良いひとにしなさい」と伝えるつもりです。
例外(要注意!)
ただし1つ気をつけなければいけないのが「マザコン彼氏」です。
どんなに家族仲が良くても要注意!
マザコン彼氏はほぼ確実に母親からもめちゃくちゃ愛されています。
息子への愛情が強すぎると嫁に嫉妬して厳しく接してくる可能性があるのです。
いきすぎた干渉も覚悟しなければなりません。
そしていちばん厄介なのが嫁姑問題が起きた時、夫が母親の味方をする可能性が高いです。
私の友人家族がまさにそうで、見ていて奥さんがかわいそうになります。
もし私の見極めポイントを参考にされる方がいましたら、この点だけは注意してください。
そして男性諸君は何があっても奥さんの味方になってあげてくださいね。
さいごに
周りにはビックリされますが私は娘と2人きりでも妻の実家に遊びに行きますし、妻の家族とホテルで同じ部屋に泊まります。
毎週土曜日は家族で妻の実家に遊びに行き、日曜日には私の実家に遊びに行きます。
しかし周りの話を聞くと、相手方の実家には(いつでも行ける距離でも)盆と正月にしか行かない。行くとしても妻と子どもだけ行く。ケンカしていて親には頼れない。という家族が少なくありません。
相手の家族と仲が悪いよりは仲が良い方が良い。
何かあったときに、親に頼れないよりは頼れた方が良い。
考えれば当たり前のことなのですが、その関係が築けないひとが意外と多いのです。
この当たり前のことを当たり前にできる相手を、娘には結婚相手として見つけてもらいたいと思っています。
私だっておじいちゃんになったとき、毎週末孫の顔を見せに来て欲しいですからね。
ちなみに現在3歳の娘は、ディズニーのプリンセスが大好きで、ドレスの衣装を着せてあげると「王子様、一緒に踊りましょう」と言って私をダンスに誘います。
いつか本当にステキな王子様にめぐり会えたら良いなと心から願っています。
今日も世界中で幸せな出来事が起きますように。